【ウルブス通信】20:3Bは《転換》挙動であるべきという話

ウルブス通信
20:3Bは《転換》挙動であるべきという話

日々3Bサインを探しながらチャートを見ていると思いますが、いざ3Bを見つけて仕掛けたのにも関わらず想定したTPまで届かずに終わってしまう事があるかと思います。そんな時に確認してもらいたいポイントがいくつかあって、

A:弱3Bではないか?
①②③の3点のうちどこかが意識線と関係ないところでバウンドしていた場合、それは「弱3B」として《TPの位置をフィボナッチラインで1段階近づける》という手順が必要になります。

B:フィボナッチを実体ベースで引いているか?
未だに髭の部分まで含めてフィボナッチエクスパンションを引いてる人が見受けられます。本当であれば下位足を確認してその髭の正体を確認するほうがいいのですが、なかなかそこまでは手間だし難しい。。。ということで、まずはローソクの実体ベースでフィボナッチを引く事を推奨しています。

C:ラウンドナンバーや強意識線は存在していないか?
価格がピタリ揃うラウンドナンバーや、毎回同じように跳ね返されているような見えないけど強い意識線の存在を忘れてませんか?やはりその部分というのは目につくので、そこのポイントには売買予約が多く入っているから、どうしてもそこで価格の動きは止められます。
(値幅が少ないと感じた時は、その強意識線で一度利確する仕掛けと、強意識線を突破してから正規のTPまでの仕掛けの2種類をセットする方法もあります)

そして意外に忘れがちなのが《3Bは転換挙動である》という部分。

 

《ショートトレンドだったものがロングトレンドに変わる》これをトレンドの転換と呼びます。その転換ポイントを教えてくれるのが「3B転換挙動」な訳です。

ここで重要になってくるのが「推移」です。もちろん推移が無い場合は、3Bとしてはかなりの弱になるのですが、仮に推移があってもそれがトレンド状態でなくてはいけません。

つまりたとえ推移の状態が短くても「その推移自体がきっちりトレンドを形成している」「その後のリバウンドで逆のトレンドが始まった」この流れが出来ていたら《綺麗な3Bの完成》ということになります。

 

トレンドはローソクの形でも判りますが、最初のうちは《川の向き》に注目するといいかもしれません。3B転換挙動を見つけた時、その3Bサインを境にして川の向きが上から下(もしくは下から上)に変わっている場合、その3Bサインはかなり優秀なポイントであると判断できます。

推移もしっかりある。突破も綺麗だ。3点のタッチも完璧。それなのになぜかTPまで届かずに負けた。。。そんな時はその川の向きをチェックしてみてください。案外、トレンド状態ではない推移(ただのレンジ)になってることがあるかと思いますよ。