3Bでのトレードを主としていますが、
その中でも勝ち続けるために細かなテクニックを検証し続けています。
結果的に採用されるもののあれば、ボツになるものもあります。
これは検証しなければ解らないことで、永遠に終わりはないでしょう。
そんな中でも新しい考え方を説明する時に
独自の名称を使用した方が覚えやすいということがあります。
今回もそのひとつ『SLUP(スラップ)』と名付けた
テクニックをご紹介します。
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これは、「SL」と「UP」を組み合わせた造語で
簡単にいうと「損切りラインを浅い位置まで移動させる」ことを指します。
3Bロジックにおいて、まず最初にチャートから3B転換挙動を探します。
その後、リバウンド部分にフィボナッチエクスパンションを引き
ラインを元にして、EN,TP,SL を設定すると思います。
そのままエントリーしてもいいのですが、
FXの基本として、リスクリワードが 1:1 を下回ると
統計的に最終的に利益が残らない可能性が高くなってしまいます。
そこで、3B→FE→EN,TP,SLをセット と進んだ後に、
SLだけを《リスクリワードが 1:1 になるように移動させる》になるように
位置を調整するものです。
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一見するとSLが浅くなりすぎて、すぐに損切りに引っかかってしまいそうですが
そもそも、ここでSLにひっかかる場合はプランニングが甘かったという事だし
仮に瞬間的な反転でSLで狩られたとしたら、そこからまたENすればいいだけ。
結果的に統計を信じて、リスクリワード運用をしたほうが
最後は利益がきっちり残るもんだなぁと、最近感じている次第です。
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ということで、
プランニングがほぼ終わった時点で、リスクリワードを考慮しながら
SLの位置を浅めに移動させることを、今後『SLUP(スラップ)』と
呼ぶことにします。
ぜひ覚えてください。