【ウルブス通信】12:なぜ海外証券口座のXMを推奨するのか

ウルブス通信
12:なぜ海外証券口座のXMを推奨するのか

メンバーの中からも「なぜ国内証券会社でFXを行わないのか?」
という質問も度々でるので、ここでその理由をまとめておきます。

※最初に「国内か海外か」、その後に「なぜXMなのか」を解説します。
そして最後に「FXでの取引と確定申告について」をお話しします。

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なぜ海外口座を推奨するのか
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まず、大前提として国内口座と海外口座の違いを順番に説明しましょう。
その上でなざWOLVESは海外口座を推奨するのかも記載します。

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1:レバレッジの差
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まずFXという投資方法の最大の魅力はなんといってもレバレッジです。
他の投資では(あたりまえですが)自分の所持金内でしか取引できません。
しかしFXにはレバレッジというシステムがあり、
自分の所持金以上の金額で取引ができます。

このレバレッジですが、日本国内の個人口座は25倍が上限と固定されています。
(昔は日本国内でも法人口座はレバレッジ無制限だったのですが
2017年の改訂によって上限100倍の制限がかかりました。
それに対して海外口座は規制が(ほぼ)ありません。

推奨しているXMは888倍のレバレッジまで使用できます。
つまり、1万円しか元手がなかったら
国内だったら1万円 x 25倍 = 25万円までしか投資できません。
でもXMならば1万円 x 888倍 = 888万円まで投資可能です。

最初の資金が少ない個人が投資で資産を築くために
FXだけに用意されたこの特権を利用しない手はないと思います。

しかし、「レバレッジが多いと破産も早そう」という意見も。。。

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2:追証とゼロカット
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確かに、レバレッジを使い自分の持ち金以上の投資をするのは
考え方によっては危険かもしれません。
それは25倍よりも888倍の方が何倍も危険に感じますよね。

しかし、ここにはトリックがあって
海外のFX口座はほぼ「ゼロカット」というシステムが標準装備されています。

あなたがポジションを持っていたとします。
知らない間に逆行し、日跨ぎとかして気づいたら口座が0円になってた。
これって実は普通じゃなく、この「ゼロカット」というシステムのおかげ。

ポジションの含み損が、自分の証拠金以下になったと同時に
全て自動で決済してくれるサービスのおかげで守られています。

国内はどうか?このゼロカットシステムとは違い
「追証」というシステムが発動します。

これは、自分のポジションが逆行しどんどんマイナスが膨らんでも
自動的にポジションをロスカットしてくれることはなく、
『いますぐマイナスになった分を払いなさい!』っていうお達しが来ます。

一昔前にFXで破産者が続出したのはこのためですね。
マイナスになったものは全て借金となります。
(一部国内でもゼロカットを採用している会社も存在します)

初心者のうちは、間違って逆のポジションを持つこともある。
夜に寝てしまって日跨ぎや週跨ぎをしてしまうときもある。
さらには副業でやってる以上、ずっと見てられる訳もないですしね。

だからこそ、最初はこのゼロカットの恩恵を受けるべきだと考えています。

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3:経費
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良いことばかりの海外口座のように感じますが、
当然デメリットもあります。
最大のデメリットは「負け金が経費にならない」といういこと。

驚きますが、国内のFXでは、自分の負けたお金は確定申告の時に
申告すれば経費扱いになります。 海外では一切無視なのに。
これは正直、海外口座の最大のデメリットだと思います。

「最初のうちはどんどん負けるから、経費にしたい」
その考えもわかります。

ですが、いくら負け分が税金で優遇されると言っても全額戻るわけじゃない。
そのうえで前出のゼロカットシステムを捨てる方が危険だと思っています。

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4:税金
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海外FX口座をしらない人の一番の勘違いはここ。
「海外口座を使ってると税金が高いんでしょ?」ってやつ。

日本国内の会社をつかった利益は「申告分離課税」と言って一律20%です。
それに対して海外口座は「雑所得(総合課税)」に分類され、累進課税が適用。
つまり利益額によって税率が変化するんです。

WOLVESの資金管理の動画でも説明しましたが、
海外の累進課税が、国内の申告分離課税よりも高くなるのは利益195万円以上。
数字のトリックですが、年間利益が195万円を超えない限り
実は海外口座を使って、累進課税の方が安いんです。

あまり、この部分を説明してる人は少ないんですが。。。

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5:スプレッド
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FXを取引するにはスプレッド(手数料のようなもの)がつきものです。
国内口座は、原則固定スプレッド(DD方式やディーリング方式とも言う)で
海外口座は、変動制スプレッド(NDD方式やノーディーリング方式とも言う)。

つまり、国内のスプレッドは原則的に固定されてるが
海外口座は場合によって大きくなったり小さくなったりするということ。

「こりゃ何回も取引するには国内口座の方が有利だ」ってなり
毎回スプレッドをすごく気にするトレーダーも多いですが、、、
これは1分足や5分足をメインにするスキャルピングという手法の場合。

WOLVESは最大でも1日で決済する「デイトレード」か
数日かけて決済する「スイングトレード」を推奨しています。
スプレッドの変動なんなて、それほど気にする必要は無いと考えます。

もちろんスプレッドが小さいに越したことはないですが
それが国内口座を選ぶか海外口座にするかの判断材料にはなりません。

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結局どっちがいいの?
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総合的に考えて、

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FX最大の武器レバレッジが多く使えて、
損害は経費にならないけど、借金にもならず、
多少の手数料はかかるかもしれないけど
年間195万円稼ぐまでは税金が安い
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という理由から、WOLVESでは
初心者は、海外口座でFXをやるべきだと考えます。

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海外口座が全部いいわけじゃない
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良いことづくめの海外口座に聞こえますが、実はそうでもない。
2つほど絶対に気にしなくちゃならないことがあります。

①普段のサポートは日本語で通用するか
②利益はきちんと出金できるか
③会社が破綻しても我々の資金は守られるか

ここ。

まず①に関してはXMはまったく問題ないです。
XMグループには日本企業もあり、サポートに対しては万全です。
チャットで連絡すると、すぐに日本語で担当さんから返信が来るので
何かトラブルがあっても安心です。

②の出金についても問題ないでしょう。
実際に私も何度も出金してますし、問題ないと思います。
《入金した口座にしか出勤できない》という規制がありますが
これはマネーロンダリングを回避するために、取り入れてる会社も多いです。

1億円以上稼ぐと口座が凍結されるという都市伝説もありますが
これは実際はなさそうです。
それは③に絡んでくるのですが。。。

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XMを選ぶ理由
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それこそ、海外には腐るほどFX会社が存在します。
しかしその会社が破綻した途端に自分の資金が凍結されたという話もあります。
会社自体が海外なので、まったく手も足も出ないと。。。
そこで重要になってくるのは「信託保全」と「金融ライセンス」です。

XMの「信託保全(顧客の資産保護方法)」は単刀直入に言いますと、
ヨーロッパ政府の管理水準をクリアした公認銀行口座に分割して保管されています。

どういうことか?
政府管轄の銀行に全ての顧客資産を分割して預けているので
たとえXM社自体が経営破綻したとしても、その政府管轄の口座までは
差し押さえられることがないので、我々の資産は安全ということ。

そして、経営方針や保全にも関わってくる「金融ライセンス」ですが
XM社のメインラインセンスは「セーシェル諸島」の金融庁ライセンス。
どこだそれ?という感じで、怪しい気もしますが。。。
実はXMはこれだけじゃないんです。

XMグループ全体で認可取得しているライセンスは、
この「セーシェル金融庁ライセンス」のほかに
「キプロス証券取引委員会(CySEC)ライセンス」
「英国金融行動監視機構(FCA)ライセンス」
「オーストラリア証券投資委員会(ASIC)ライセンス」も取得しています。

特にキプロスと英国のライセンスは、世界で一番厳しいと言われ
資金保全から管理体制まで厳しく審査され、クリアした会社しか取得できません。

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余談ですが
キプロスライセンスを取得する条件にICF(投資家補償基金)への加盟があります。
ICF加盟の会社が仮に破綻したとしても、会員には最大約240万円までの補償が付く。
すごそうだけど、実はこの保証だけは日本人が対象外。
その理由は、皆が海外に流れてしまうのを防ぐための日本金融庁からの圧力が原因。

当時「キプロスライセンス」「イギリスライセンス」「オーストラリアライセンス」を
取得していたXM社。日本金融庁からの圧力でICF加盟時に取得していた
このライセンス保証を日本人には適用できなくなってしまいました。

そこで諦めないXM社。
「Tradexfin Limited」という秘密会社をこっそり設立。
日本金融庁が目の届かないよう、わざわざ目の届かないセーシェル諸島なんていう
僻地ので認可を取得。
その後、すぐさま日本人向けサービスを展開するためにXMのグループ会社に登録
というウルトラCを行って、グループとして安心の体制を確保した上で
日本人向けのサービスを開始した。。。という裏話があります(笑)
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そんなこんなで、実は資産保全の面からもサポート面からも
WOLVES的にはXMが最善だと考えているわけです。

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おまけ:海外口座の確定申告
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最後に、海外FX口座で取引をしてる我々トレーダーは確定申告はどうしたらいいか。
これについてもすこし書いておきたいと思います。

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申告すべきボーダーライン
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海外口座を使っている我々は、結論から先に言うと。。。
会社員(給与所得者)は、FX含む副業の年間利益が20万円以上。
非会社員(非給与所得者)は、FX含む副業の年間利益が38万円以上。
これになったら、確定申告の義務が発生します。

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申告に必要な取引履歴
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これは、XMのマイページからも閲覧できるのですが実はダウンロード不可。
ですが簡単に取得する方法があります。

MT4の履歴のタグを開いて、
適当なところで右クリック→「期間のカスタム設定」を選びます。

そして申告する年の1月1日から12月31日までを選び、OKを押す。

するとその期間の履歴が表示されるので
右クリック→「レポートの保存」をクリック。

HTML形式で保存されるので、それをクリックしてブラウザで開き
「印刷」→「PDFで保存」すればOK。

みたくないかもしれない、
年間の全取引と、総合収支がそこに記載されていますw
このなかの『Closed Trade P/L( 確定損益)』という数字を申告してください。

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XMの住所ほか
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確定申告するときは、取引業社の名称と所在地を記載しなくてはいけません。
これも知らないと探すのが面倒なので、一応ここに書いておきますね。

会社名:Tradexfin Limited
住所:F20,1st floor,Eden Plaza,Eden Island,Seychelles

何かのご参考になれば幸いです。